2良質なたんぱく質を摂取する
血液透析に導入された患者さんは、保存期の患者さんと比べてたんぱく質の摂取量を増やすことができます。
これは体に溜まる毒素を血液透析により定期的に除去することができるためです。
必要なたんぱく質を摂取していないと透析に負けて栄養失調や貧血やむくみに繋がりやすくなってしまうため、継続的な摂取が大切です。
摂取する際は動物性蛋白質である魚や肉類、卵の摂取をおすすめしております。
ただし、たんぱく質の過剰摂取はカリウム、リンのとりすぎにつながるため過剰摂取しないようにしましょう。
『大正富山医薬株式会社 透析導入マニュアル(2014年版)』より抜粋