東京都杉並区高円寺北2-20-1 グリュッケンビル4F

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腎移植について

 1年間の腎移植数は約1400件です。わが国では1年間に約3万人の新規透析療法導入者があることを考えると、1年間の腎移植数が1400件程度しかないのは諸外国には例のない異常な少なさです。
 献腎移植登録は阿佐谷すずき診療所では27名登録されており、毎年、数名が腎移植を行っている状況です。(表2)献腎移植登録のご希望の方はご相談ください。

表1.腎移植を受けることのできる条件

原 則 腎移植と免疫抑制療法を安全に受けることができること
各 論
  • 慢性および活動性感染症がない
  • 悪性腫瘍がない(数年経過し治癒していれば可)
  • 重大な臓器障害、活動性自己免疫疾患(肝硬変、膠原病など)がない
  • 心臓や肺機能が手術に耐えられる(あれば治療し改善してから移植へ)
  • 末梢動脈病変がない
  • 消化性潰瘍がない、あるいは完全に治癒している。
  • 内服管理や自己管理が可能(きちんと服薬でき、提供された時腎臓を大切にできる)

表2. 昇陽会全体の腎移植患者数(献腎移植)

阿佐谷すずき診療所 南池袋診療所 高円寺すずきクリニック
2011年度(8月現在) 2 1 0
2010年度 2 1 1
2009年度 2 1 0

※非血縁夫婦間腎移植を1名含みます。

 現在は免疫抑制剤がよくなっているので、非血縁の家族ドナー(夫婦間など)でもHLAのマッチングにかかわらず成績は良好です。たとえば、非血縁夫婦間腎移植は親子間腎移植と較べても遜色のない移植腎生着率が得られています(平均移植腎生着数は14.5年)。
 ただし倫理的な観点から、原則として親族(6親等以内の血族と3親等以内の姻族)以外の非血縁者間での生体腎移植は行われません。親族以外の第三者がドナーとなる場合は、提供意思が強制でないこと、金銭の授受などが行われないことなどを厳正に審査するよう、日本移植学会の倫理指針によって定められています。

参考文献

(社)日本臓器移植ネットワーク ホームページ